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社会人の「部活動」

ライト・ア・ライトが運営している

「Movie Makers」という団体があります。

これはチャンスが欲しい若手映像制作者を集めて

勝手に映像を作ってしまおうというのが発端。

自らの手でアピールチャンスを作り、

そして収入につなげていこうというのも大きな目的になっています。

 

普段の仕事を抱えながら、夜な夜な集まって撮影をしているのですが

なぜ、このような団体が継続しているのか。

それは単純に楽しいからだと思います。

 

僕は昔から業界の飲み会が大嫌いで

避けて通ってきました。

本音を言うとまた嫌われてしまうのですが、

情報交換とか、親睦みたいなことを

目的にした飲み会はたいがいつまらない。

 

それよりも、いっしょに何かを作って

ああだこうだ言っているほうが

よほど生産的だし、結束も強まる。

それは「部活動」に似ていると思います。

運動部の場合には、その先に勝利を目指すという

目的があるのかもしれませんが、

それ以上に仲間と集まって過ごすことが楽しいから

あんな苦行みたいな部活を続けられる。

 

仕事もあるから、面倒くせえなあという気持ちは

どこかにあると思うのですが、

それでも撮影の日には、やはり人が集まってくる。

それはやっぱり楽しいからです。