自分の名刺には、
クリエイティブ・ディレクターと書いてあります。
制作の際のジャッジを行い、統括的な役割を果たすという
意味合いでこの職名を入れていますが、
実のところ、自分の仕事を説明するのは難しいと感じています。
僕自身はプロデューサー的な役割も担っています。
例えば、新しいスタッフが加わった時に、
「この人をどのように売り出していけばいいのか」
ということを真剣に考えます。
デザインのどういう部分が特徴なのか、
取材で得意としているのはどんなものか、
そういうものを見極め、最初の「売り出し方」を考えます。
プロデューサーのいちばん大事なことは、
その人の持つ才能を殺さないこと、
能力を最大限に引き出してあげることだと思います。