今日は盛岡大学附属高校野球部の
元監督澤田真一さんにインタビューをしてきました。
インタビューの後の雑談で、
「なぜ、高校野球の監督は、これだけ情熱を注げるのか」
という話になりました。
多くの監督が教師であり、教壇にも立ちます。
担任を持つことも、もちろんある。
学校の先生の仕事はたくさんあって、本当に大変です。
ただでさえ大変なのに、
野球部の監督ともなれば、土日も練習があります。
休みがないと言ってもいい。
忙しい毎日を送っていたら、
「もういいかな」と思ったとしても不思議じゃない。
それでもなぜグラウンドに立つことを選ぶのか?
その質問に対する澤田さんの答えは、
「泣けるからですよ」でした。
試合に負けて泣き、勝ったとしても泣く。
「こんなに泣ける仕事はないですよ」
仕事をしていて、泣くということはほとんどない。
それに対して、
猛烈に打ち込み、感情をほとばしらせる。
監督というのは、そういう仕事なんだと思います。
ちょっとうらやましいなと思いました。