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経営者に憑依する

ライト・ア・ライトの仕事の入り口。

例えば

「ネットでの販売を伸ばしたいので、ホームページを作りたい」

というオーダーを受けることがあります。

 

そして、最初の打ち合わせの際には、

できるかぎり、経営者の方とお話させていただくように

お願いしています。

それは、なぜか?

「ホームページを作る」ということが

本質ではないからです。

そもそもホームページを作っただけで、

売り上げに直結することはほとんどありません。

新しく、きれいなホームページを作ることで、

「幻想」を抱いてしまうのです。

 

経営者に話を聞くことは、

課題の本質に近づけるヒントを持っているからです。

売り上げが落ちてきている理由、集客が落ちてきている理由、

客単価が下がってきている理由。

それらを経営者はたいがいの場合、推測した答えを持っています。

その言葉を聞き、

経営者に憑依して、仕事の本質を見極めることで、

本当に効果のある提案ができると考えています。

 

おこがましいところもあるのですが、

その企業について、経営者以上に、経営のことを考える。

そこにしか、「効果」の答えはないような気がしています。