「六次化」がある意味、ブームです。
農産品を「六次化」することのメリットは多い。
(1)価格決定権が売り側にある
(2)市場に出せない形の悪い商品も有効に活用できる
(3)付加価値があれば、高めの金額設定ができる
以上のものを上げましたが、もっともっとメリットはあると思います。
そして、「六次化」を考える時、重要なのは独自性。
どんな商品にするか、どんなパッケージで目を引くか
など、どうしても商品だけに目が行ってしまう。
独自性はもちろん大事なのですが、
それと同じように大事なのが、「販売チャネル」の確保です。
例えば、「都会に暮らす女性」を対象にした
「オシャレ感のあるパッケージ」で「美容効果の高い」商品。
その考え方は間違っていないと思うのですが、
商品が、「都会に暮らす女性」が簡単に手に取ってもらえる
状況を作れるかどうかが重要なのです。