ライト・ア・ライトは
制作会社というジャンルに区分けされます。
そして、
クリエーター(ライト・ア・ライトではなるべく使わないようにしています)というのは
どこかお金に疎い印象があるようです。
「まずは良いものを作ること、お金はその後のこと」
みたいなことを言う人もいますが、
ライト・ア・ライトでは、それはありえないことです。
僕は「数字」というものの力は、
かなり大きいと思っています。
それは客観的な視点を与えてくれるからです。
「あの人はすごく頑張っている」
「今週はすごく忙しかった」
その言葉の意味はわかります。
ですが、それは言葉の発信者の「すごく」であって、
客観的事実ではありません。
例えば、7つの仕事を同時に回しているスタッフと
2つの仕事を同時に回しているスタッフがいるとします。
仕事の規模や内容が同程度であれば、
「2つの仕事」の人が「忙しい」と言っても
それはその人の印象でしかありません。
あるいはキャパシティの問題かもしれません。
「こういう仕事を、今週は2つやりました」
というものであれば、僕も客観的にその人の仕事量が把握できます。
では、なぜ数字を毛嫌いする人が多いのか?
その理由は、感情が絡むからです。
「こんなに時間があったのに、これだけしか稼げないのか」
みたいな発言になれば、やる気はどんどん低下します。
数字を成長の糧とするためには、感情を絡めないことが重要だと考えています。