アポロ13号がアクシデントに見舞われたとき、
地球への帰還の可能性はほぼゼロに近い状況だったそうです。
アクシデントでパニック状態だった
アポロ13号のクルーに対して、
地上からの指示は、「まずやるべきことを紙に書け」
ということだったそうです。
慌てて行動して、事態を悪化させるのではなく、
帰還の可能性を少しでも上げるために、
正しい手順を考え、
一人ひとりのクルーがやるべきことを
紙に落とし込んでいった。
そして、不可能と言われた地球帰還に
アポロ13号は成功します。
企画の講座においても、
僕は「最初は紙に書きなさい」と教えます。
いきなりパソコンに向かうのではなく、
これからの手順、思いついたアイデアを
紙に落とし込んでいく。
それらを眺めることで、頭の中が整理され、
目指すべき方法が見えてくるからです。
大切なことは書く、自分の手で紙に書く。
たぶん、一生続けていくことだと思います。