大人というのは、かよわいものです。
自分の稼いだお金で暮らしているとか言うけれど、
言いたいことも言えない、
嫌だ嫌だと思っても、逃げることすらできない。
本当にかよわい存在です。
むしろ子供のほうがよっぽど強い。
大人は大人でいることで疲弊します。
だから、自分の中に残っている子供の部分を
時にさらけだしてみる。
それは、けっこう清々しいものです。
「大人の駆け引き」なんて言う言葉がありますが、
僕はどちらかと言うと、そういう駆け引きをしたくないと思う。
自分に素直になって、感じたことを口にする。
あれこれ考えても、結論が出ない。
そういう時には、余計な準備をするのではなく、
自分に素直になることを意識しています。
「大人の駆け引き」をしたところで、
うまくいかなかったことなど山ほどありますから。