昨日は、岩手で戦うプランナー講座がありました。
その講座の中で、
自分のプロフィールを紹介しながら、
どのように企画プランナーのキャリアを重ねていったのかを
お話させていただきました。
自分のキャリアを振り返る中で、
やはり新人時代に原点があると思います。
入社したての頃は、仕事も少なく、
毎日定時に退社していました。
3歳年上、10歳年上のコピーライターの先輩がいて
僕には仕事が回ってこない。あったとしても二人のサポートです。
僕はこの現状を変えるために、
一番最後まで会社にいることにしました。
会社の中には、
短納期、低予算の仕事がけっこうあることがわかりました。
そして、それは二人の先輩に頼みにくい仕事でした。
僕は会社に残っていると、
「申し訳ないんだけどさ、明後日朝までにアイデア出してくれる」
というような仕事を営業マンから頼まれるようになりました。
先輩に「頼みにくい仕事」を一つひとつ拾い上げることで
僕の仕事は確実に増えていきました。
僕の初めての全国クラスの賞を受賞したものも
こうやって拾い上げた仕事から生まれたものでした。
夜遅くまで働くことを推奨しようとは思っていません。
ただ、「生存戦略」には様々な方法があり、
それは自分で決めていいはず。
夜遅くまで仕事をすることに辛さなんてなかった。
むしろ、チャンスをいただけることがうれしかった。