政治の世界で言えば、
今でも若い候補者、女性の候補者というのは
なぜか人気が出ることが多いですし、
実際、当選することも多い。
これらの現象の根底には、
若い人、女性であれば、
「今の状態を変えてくれるのでは」という期待値のような気がします。
若い人が新しいことをやってくれるんじゃないか。
女性なら、今までのしがらみにとらわれない政治をしてくれるんじゃないか。
もちろんその可能性はあると思いますが、
そうではない場合も多々あります。
この頃のスタートアップで成功しているのは、
40代、50代で起業した人だそうです。
以前のスタートアップというと、
若い人のイメージが強かった。
経験とか実績を超えて、熱意だけで突っ走る。
ただ、そういうものが成功には直結しないことが
もうみんなわかっているのだと思います。
そして、投資に回っていた人たちもそれに気づいて
お金が集まりにくくなっているのだと思います。
改革派。言葉としては勇ましいですけれど、
内容がともなわない場合は、けっこう厳しい局面になります。
政治にしろ、ビジネスにしろ、
若いとか、女性とか、そういうものではなく、
その人の本質を見極めることに時間を割かなければと思うのです。
以前の僕は、すごく若者に優しかったんです。
どんどん高齢化する業界に、若い世代が入って来ることは
それだけでうれしい。だから、若い人を積極的にスタッフ起用していた。
ただ、今となっては、それは決して正しいことではなかったと思うのです。
最初はやる気満々だったのに、熱意が持続しないで辞めていく人は少なくない。
だから、僕も年齢とかではなく、ちゃんと本質を見るようにしています。