広告を制作する際に、
ターゲット設定は非常に重要です。
そして、得意先からよく言われるのが
「オールターゲット」というものです。
すべての人が届けたい相手ということですが、
これはほとんど目的を達成することはできません。
例えば、20代と50代では、
世の中の見方、考え方は大きく異なります。
とてもひとくくりに出来るものではありません。
どちらにもハマるような表現は、
結局、訴求力のないものになります。
ライト・ア・ライトでは、
ターゲットのプロフィールについても、
丁寧に聞き取りを行います。
例えば、20代の女性であるならば、
どんなことに興味・関心を持ち、
どんな仕事をしていて、
どういうものを嗜好しているのか。
得意先に対しては、
届けたいイメージを明確にしてもらいたい。
それは実在の人物をイメージすると良いと思います。
隣のアパートに住んでいる男性、
スーパーで買い物する時に会話するレジの女性など、
ターゲットのイメージを具体化すればするほど、
広告表現はより研ぎ澄まされたものになっていきます。
「みんな」という人はいません。
「みんな」に届けようとすると、結局、誰にも届かないものになります。