初めて会った時、
彼はまだ20代だったと思います。
金髪の青年は、
小さなライブハウスを始めたばかりでした。
音楽の拠点が盛岡に出来たことで、
少しずつではありますが、
盛岡の音楽シーンは変わり始めました。
その当時、オリジナル楽曲を持つバンドは5組程度。
それが今では50組を越えるほどになった。
金髪の青年は
「いしがきミュージックフェスティバル」という
音楽イベントを立ち上げました。
この音楽イベントも約8万人を動員する
ビッグイベントに成長を遂げています。
もしかすると、それは彼の思いつき程度のものだったかも知れません。
しかし、その途方もない夢は、たくさんの人を巻き込んでいきました。
コロナの影響を受けて中止になっていた
「いしがきミュージックフェスティバル」も
今年は開催が決定しています。
金髪の青年は、今は黒髪になりましたが、
相変わらず周囲の人を巻き込みながら
走り続けています。
ぜひとも応援してあげてください。