専門性というのは大事なものだと思います。
積み重ねることで、どんどん深まっていくものです。
そして、それとはまったく逆の話をします。
ライト・ア・ライトの映像ディレクターは
デザイナーとして入社しました。
今では映像制作が主業務となっています。
そして、仕事によっては彼がデザイナーを務めることもあります。
僕は彼のデザインも見てきていますが、
ここ数年、ぐんとデザインの質が上がっていることを感じます。
これは映像制作で学んだ知識や経験が
デザインにも活かされているからだと思います。
専門でデザインだけをやっている人から見れば、
片手間の仕事のように見えるかもしれない。
ただ、僕は彼を見ていると、
そう単純なものではないと思っています。
制作する人間で大事なのは視野の広さです。
デザインと映像の両方を手掛けることによって、
彼の視野はぐんと広がりました。
それが制作するものにあらわれてきていると思うのです。
考え方を磨けば、それは、デザインであり、映像であり、
その両方に好影響を与えます。
むしろ一つのことだけを突き詰めることは危ういこともはらんでいる。
そう思うのです。