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「専門的な知識」よりも「職業的な智恵」

「専門的な知識」と「職業的な智恵」。
どちらが仕事で大事かと言えば、
「職業的な智恵」です。

「専門的な知識」。
それは言葉にできるものであり、
説明できるものです。
本や学校で学ぶことができるものです。

一方で「職業的な智恵」。
これは言葉で表せないものであり、
本や学校では学ぶことができず、
仕事の現場における経験と人からしか「掴めない」ものです。
だから、身に付けるべきは「職業的な智恵」なのです。

先ほども書いたように「知識」というものは、
言葉にでき、説明できるものです。
それはすべてインターネットで調べることができるものです。
一方でその人が感じたことは言葉にできず、説明も難しい。
「掴んだ」という感覚は個別で、特有で、特別なものなのです。

そして、「知識」の価値はどんどん損なわれていきます。
AIに相談したとして、そこに提示される回答は、
世界中から集めてきた「知識」であり、
すでに0円で手にすることができるものに成り下がっています。

ここでしか感じられないもの、
得意先との会話で感じた実感。
そういうものを大事にしていってほしいと思うのです。