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負けっぱなしの猫

ライト・ア・ライトは、津志田にある一軒家をオフィスとして使っています。
窓の外にはウッドデッキが付いていて、これもすごく気に入っています。
夏は外の机で仕事をするのも気持ちいいですし。

そのウッドデッキは野良猫の休憩場所にもなっています。
昼間は人間が座るイスを寝床にして昼寝をしています。
常連の猫が多いので、スタッフにも覚えられています。

最近来るようになった猫は「負けっぱなし」の猫です。
顔にはひっかき傷が付いていたり、
前足を引きづっていることもある。
徐々に治って来ると、また同じようにケガをしている。

僕は、この負けっぱなしの猫がすごく好きですし、気になる。
ケガばかりしているので心配なのですが、
負けたことなんて、どこ吹く風で悠々と昼寝している。
負けたとしても正々堂々としている。
この猫がちょっと来ない日が続くと、スタッフも窓の外を見て
心配しています。

僕は人間も同じだと思うのです。
負けることは仕方ない。
それに卑屈になることもないし、
下を向く必要もない。

負けても堂々としていればいいし、
負けても挑む気持ちを失わなければいい。

うちに来る猫のように。

負けっぱなしだけど、あきらめずにまた挑む。
そして、結果として負けて、またケガをしたりする。
そういう姿を見ると、心配ではあるけれど、どうしても応援したくなる。
次はがんばれよとか。もうケンカは止めて、穏やかに暮らしたらどうだとか。

負けても一生懸命な人間は、やはり応援する人が多いし、気にかかる存在です。

猫と同じように、負けても、挑む気持ちだけは忘れない。
それが大事なのかなと思うのです。