ライト・ア・ライトを設立したのは、
僕が45歳の時のことです。
先日の「43歳頂点論」からすれば、
頂上から降りてくるタイミングです。
その時に僕が感じたことを正直に書くと、
今まで顧みることのなかった麓の景色が
すごくクリアに見えたということがあります。
自分の頂上を目指している時は、
後ろを見る余裕はありません。
かすかに見える頂上に向かって、
歩き続けるだけです。悪戦苦闘しながら。
ただ、頂上に立って、
そこから下りに入ると、
視野いっぱいに今まで見過ごしてきた風景が見えてきた。
僕はライト・ア・ライトの前には、
広告代理店で働いていました。
正直、その会社のことしか知らなかったのです。
ただライト・ア・ライトを設立したあと、
今まで縁のなかった広告代理店の方からも仕事をいただき、
さらには、テレビ局、新聞社、印刷会社との付き合い方は
さらに深まっていきました。
そして何よりも
ライト・ア・ライトになってから、
得意先企業の幅は圧倒的に広がりました。
広告代理店時代には、
多分お付き合いすることのなかった小さな企業の仕事も
数多くいただくことができました.
下りというのは、何か物寂しいイメージがあります。
終わりに向かっていくだけのような。
ただ、僕はその下りの局面に入ってからのほうが楽しい。
自分自身を向上させることはもう無理かもしれませんが、
ここから見えている景色の中には、
まだまだ出会えていない可能性がたくさん残っていることを感じています。
すごすごと退散するのではなく、
楽しみながら下っていく。
そういうことが出来ていると感じます。負け惜しみではなく。