マンガの定型パターンとも言えるものです。
目指す場所に向かって、
必死に努力を続ける主人公。
順調にその坂を登っている途中で、
大きな挫折を経験。
それでもあきらめることなく
努力を重ね、
一度敗れた相手を打倒し、
また目指す場所へまっすぐ歩いていく。
こういうストーリーのマンガが山ほどあります。
そして、廃れるわけでもなく、いつの時代にも
同系統のマンガが生まれています。
企業は、マンガ的経営はできないのか?
そう思うのです。
ピンチや危機は
いつの日かリベンジを果たすための準備期間。
力を蓄えて、その日に向けて汗を流す。
そういう風に考えることで、
辛いことも乗り越えられるのではないかと思うのです。
ライト・ア・ライトにおいても、
競合プレゼンに負け続けた時期があります。
負けたことを悔しがることは誰でも出来る。
負けたことを認めて、そして、自己をもう一度見直す。
反省も改善もない「タダ負け」は本当にもったいないと思います。
そして、もう一度、復活を果たすための
準備期間と捉えることで、
努力することが、不思議なことに、辛いものではなくなります。
「マンガだったら、このへんで、『復活のきっかけ』をつかむシーンが入るな」とか、
勝手にストーリーを考えながら次の勝負に備える。
「マンガ的経営」は、けっこういけるんじゃないかと思っています。