食べ物から映画まで、いろいろな「レビュー」が
ネットには溢れています。
もちろん僕も参考にしています。
そして、自身の経験でもあることなのですが、
自分が気になったもののレビューを見ると、
ちょっと点数が低かったりすると
「やめておいたほうがいいかな」
なんて、思ったりもする。
こういう自分も含めてなのですが、
他人の評価が、自分の評価にすり替わっていることは
一種怖いことだと思います。
ネットの情報によって、
自分の経験が、他人の経験と類似してくる。
そんな感じです。
大学時代に、ちょっと空いた時間に
映画館に入ったことがありました。
予備情報もなく、「たまたま」見た映画でした。
期待もそんなにしていなかったのですが、
この映画が本当に面白かった。
その作品は「ダイハード」と言います。
今は多くの人が知る名作であり、
続編もたくさん作られました。
この「ダイハード」の主演であるブルースウィルスも
当時の日本ではほぼ無名の存在。
映画の宣伝もそんなにしていなかった。
ただ、この映画は、映画ファンの間で広がり始め、
じわじわと上映館を増やし、
全国に人気が広がっていきました。
「たまたま」ですが、僕はその最初の場面に出くわすことができた。
そして、誰の「レビュー」でもなく、
自分で選んだという実感がありました。
(その後、2回、ダイハードを映画館に見に行ったほどです)
ネットの情報が溢れている。
検索すれば、すぐに答えがわかる。
自分に合いそうなものが見つかる。
便利で、効率的です。
ただ、その一方で、自分で考え、自分で選ぶ
という根源的な力はどんどん弱くなってきているのではと思うのです。