得意先の企業の社長さんと話している時に、
数多く出てくるのが「孤独」という言葉です。
これは本当にそうです。
中小企業の経営者というのは本当に孤独です。
同じ経営者として振り返ると、
もう二度と経験したくないのは、
創業した年のことです。
たった一人の会社で、
夜遅くまで机に向かい、
かきむしるような気持ちで仕事に向かう。
どんなに仕事を抱えていても、
社長には、経理的な仕事も伴いますし、
社員もいないので、一人で乗り切るしかない。
世の中の中小企業の社長というのは、
「孤独な夜を乗り越えてきた」人だと思います。
そして、それを乗り越えてきたからこそ、
少々のことではへこたれない強い精神力と忍耐力が養われる。
強い精神力と忍耐力があるから、
社員の人生を背負うことができるのだと思います。