ボストンコンサルティングファームでは、
仕事ができる人ほど、頻繁に人事異動が行われるそうです。
日本とはまったく逆ですね。
日本の場合、仕事のできない人はたらい回しのように
違う部署を転々とさせられます。
この部署でもダメだった。じゃあ違う部署に行ってもらおう。
そういうのが、日本の企業では圧倒的に多い。
ボストンコンサルティングファームでは、まったく逆。
仕事ができるほど、頻繁に移動させて、
さらに新しいスキルを身に付けさせる。
いわば、居心地を良くさせないのです。
仕事を覚えて、結果が出るようになると、
どこかで油断が生まれます。
「自分は今、乗っている」みたいな感じで。
そういう状態にさせないための人事異動。
ライト・ア・ライトは小さな会社なので、
人事異動ができるような感じではありません。
ただ、このボストンコンサルティングファームの考え方は
腑に落ちることが多いのです。
まず会社内に新しいニュースがどんどん生まれる状況を作り、
新しい挑戦に関わる環境を同様に作る。
今までと違うことをやることは
プレッシャーになりますし、負担にもなります。
それでも挑戦に参画させることで、
各人にノウハウが溜まっていくのです。
そういう環境を絶えず作るのは大切だと思いますし、
僕も一つどころに留まらないように、自身注意しています。