人生というものを考えた場合、
資本の投下が始まるのは、10代半ばくらいでしょう。
10代半ばはまだまだ子ども。
普通の場合、お金を持っていませんし、
有益なネットワークも持っていません。
この時に持っている資本は、時間だけです。
では、この持っている時間を何に投資するのか?
そこから人生という投資ゲームが始まります。
例えば、10代半ばであれば、勉強ということが頭に浮かびます。
高校受験に向けて、時間という投資を行う。
偏差値の高い学校に入って、良い大学への進学を目指す。
一方で、スポーツに時間を投資してもいいわけです。
徹底的に打ち込んで、花巻東に誘われ、そこのレギュラーになることを目指す。
甲子園とかで好成績を残せば、良い大学への進学も十分に可能です。
時間資本で大事なことは、
そこで何を得たいのかという自分の意志だと思います。
社会に出る時にも同じです。
20代にどんな成果を得たいのか。
大きな会社に入ることも良いでしょう。
ただ、小さな会社に入って、
若いうちから仕事を任され、
経験値を積み重ねる。
ただ大企業に在籍するだけで、
若いうちには仕事も任されもせず、
サポートばかりしている人間と
経験を積み重ねた人間では、
20代で大きな差がついていると思います。
時間資本という概念を知ることで、
過ごし方は大きく変わって来ると思います。