いつの頃からですかね。
会社の机の上をきれいにするように
言われるようになったのは。
帰社する時には、机の上に何もない状態にして帰る。
情報セキュリティ、機密保持などの観点からすれば
それは正しい。机の上をきれいにすることは強要に近かった。
僕は机の上が汚い。というか、雑然としている。
そして、それは時代に反してはいるけれど、
そのままでいいと思っています。
仕事の机の上には、そこで仕事をする人の痕跡があります。
どんな仕事をしているのか、どんなことを悩んでいるかがわかる。
ライト・ア・ライトのスタッフの机を見ると、
資料として読んでいる本が置かれていたりもする。
こういうことに興味を持っているんだな、
こういうスキルを身に付けようとしているんだな。
そういうものが机の上を見るとわかります。
そして、机を見ることで、アドバイスできる内容もかわります。
きれいな机だったら、逆に僕はアドバイスもできないと思ってしまうのです。