ブランディングとは、こうあるべき。
そういう「こうあるべき」論ばかりが先行しているように思います。
岩手県の企業で
ブランディングをする場合には、
あまりしばられないほうが良いような気がします。
余白を残して、方向修正ができるようにしておいたほうがいい。
そんなことを思っています。
なぜか?
ブランディングの作業というのは、
時間がかかりますし、それに応じてお金もかかります。
そして、それだけお金をかける余裕がある企業は
岩手県では本当に少ないと思います。
であるならば、やはりしばられないほうがいい。
時間をかけて、試行錯誤をしながら、
ブランドを育てる。続けていくという意志だけを
持ち続ければいいとさえ思っています。
時間をかける中で、世の中の事情は変わります。
最初に決めたゴールを意識するあまり、
時代にそぐわないブランディングになることはさらに危険なことです。
最低3年をかけて、1年あたりの金額を抑えながら、
じっくりと取り組んでいく。
それが岩手流のブランディングだと考えています。