人の心に火を点ける。
これは本当に難しいことです。
人が人を変えることはできないと考えたほうがいいし、
点火する温度も違いますし、猛火ではなくとろ火の人だっている。
火の点き方も人によって違うのです。
ライト・ア・ライトのスタッフにしても、
その火の点き方というのは違います。
大きさも、強さも。
ただ、小さな種火を持っている人がいることは確実。
自分はこういうことをしたいという意識を持ち、
そして、それを仕事であったり、あるいはプライベートの時間で
表現のカタチで表していく。
そういう各所で上がる火が大事なのだと思います。
うちの一番新しいスタッフも、
この頃、何をやりたいのか、
そして、ライト・ア・ライトに
どのような形で貢献できるかを考え始めている。
火が点いた人間がまた一人出てきた。
彼女から「この本を会社で買ってほしい」という申し出がありました。
今までそういうことに躊躇しているように見えた彼女からの
アクションはうれしかった。
僕はどんどん焚きつけて、小さな火を天まで届くような猛火にしていきたい。