「目標」について、考えてみましょう。

会社などで「目標」というと
途端に後ろ向きになってしまいます。

「目的を達成しなかったら、叱責される」

「目標を達成できなかった自分を認めるのが嫌だ」

だから、目標を立てることを嫌がるようになる。

「目標」って、そういうものなんでしょうか？
これは今までの会社のあり方が悪かったのかもしれません。
スタッフの尻を叩く意味で、この「目標」が使われてきたから。

ただ、僕は「目標」というのは、
ドミノ倒しの一枚目の裏に描いてあるものだと思っています。
抽象的でしょうか？
自分が行動を起こすために、まず立てるためのもの。
それでしかないと思っています。
それは数字ではなくて、自分が目指す未来の姿。それが目標です。
それに辿り着くためには、まず動き出すことから始めなければなりません。

成長していく過程では、当然のように数字というものが付いてきます。
どんどんスキルが上がれば、仕事の報酬も増えていきます。
ただそれだけのことなのです。
大事なのは、将来、どんな自分になりたいか。
それがいちばん大事な「目標」なのだと思います。