仕事というのは、
トーナメント戦ではなくリーグ戦です。
トーナメントは1回負けたら終わりです。
すべてに全力を出し、勝ち抜かなければなりません。
これは相当キツイ戦いです。
高校野球でも決勝までには選手はかなり疲労困憊しています。
一方でリーグ戦は違います。
負けても、次の試合が待っています。
最終的に勝ち数が多ければ優勝です。
仕事というのはただ一度のものだけではありません。
来年に挽回するチャンスが残されていることもある。
だからこそ、必勝のトーナメントではなく、
自分たちのウィークポイントを克服しながら、
最終的に仕事を数多く獲得できる方策を取るようにしています。
僕が言うことではないかもしれませんが、
実は、このコンペは負けるかもしれないと思いながら、
参加するコンペもあります。
言い方を変えるなら、
学びを得るために、負ける。
そういうものもあっていいと思います。
学びの機会を増やして、自分たちの内側に蓄えていく。
そして、最終的に勝ち数を増やせばいいのです。