「大きく見せる」と「大きく見える」。
そこには大きな違いがあります。
広告を出稿する場合、企業によっては
自社を大きく見せようとしてしまうことがある。
身の丈よりも大きく見せることで、
企業のスケールを感じさせたい、
大きなことで信頼感を獲得したい。
その気持ちはわかる部分もあります。
ただ、今のネット社会では隠し事はできません。
「あの会社はあんなことを書いているけど、
本当は全然違うよ」
という評判が立つことはままあります。
そして、それは明らかに損です。
小さな会社なのに、それを感じさせない
大きな仕事をやっているならば、
むしろそれをメッセージの武器にしたほうがいい。
あの会社は小さいのに、大きく見える。
小さいのに大きな仕事が来るということは
技術やノウハウがあるんだろう、
優秀なスタッフが揃っているんだろうという印象になるのです。
これは明らかに得です。
「大きく見せる」と「大きく見える」は
言葉は一文字違いですが、
その言葉が与える印象には大きな違いがあります。