僕は元々コピーライターで、
文章を書く職人という意識が強いです。
そして自分でも思うのですが、
社長というリーダーの適性があるとは
思えないのです。
ただ、ライト・ア・ライトを立ち上げた後、
スタッフを雇い、組織を作りました。
元々チームで仕事をするのが好きでしたし、
仕事のサイズを大きくするためには
やはり常駐するスタッフが必要でした。
そういう環境の中で、
リーダーとしての役割を果たさなければならなくなった。
元々適性が乏しいという自覚がある中で、
リーダーの役割をするために、
かなりの本を読むなど、勉強をしてきました。
そして、行き着いたのは、
リーダーは、2つの技術の使い分けということです。
(1)課題遂行リーダーシップ
(2)退陣関係リーダーシップ
もちろん、リーダーはもっと多くのものが求められますが、
いちばんの根幹となるのは、この2つだと思います。
(1)は目的達成に必要な行動や業績向上に関わる働きかけ
(2)はメンバーとの関係性を築き、集団を維持する働きかけ
という2つの技術の掛け合わせです。
チームがうまく進んでいないと感じたら、
この2つの事柄を見直すことで、多くが解決できることに気づきました。
僕はこの2つを意識することで、リーダーとして安定してきたと実感しています。