ライト・ア・ライトをぶっこわせ!
そういうタイミングがあります。
僕にはこの会社を作ってからそう思うことが二度ほどありました。
一度目は社員を雇い始めた時です。
当たり前ですが、人の人生を預かるというのは勇気がいることです。
そして、人を雇うということは、ちゃんとその人の給料を払い続けること。
ただ一人でライト・ア・ライトをやっていた頃は、
本当に忙しくて、外に出るのが怖かった。
電話がかかってきて、見積もりを頼まれてもそれに対応することができない。
人を入れなければ、ライト・ア・ライトは成長しないだろうという思いで
社員を入れるようになりました。
一人でやる会社から、複数で戦う会社への転換。
それが一度目の「破壊」です。
二度目は主力だった社員が次々に離脱した時です。
もちろんたくさんの仕事をしていた社員が抜けることは
一時的にはダメージがあります。
ただ、ここは転換期になるなという予感もあったのです。
今までのグラフィック中心から、映像やWEBにシフトしていくチャンスは
今しかないと思ったのです。それが二度目の「破壊」です。
あの時の決断から、新しいカタチが出来て、
ライト・ア・ライトはまったく違う会社になったと言われるほどです。
それほど大きく変わったのです。
そして、三度目の「破壊」がこれから待ち受けている。
これは僕が先導するものではダメだと思います。
今、ライト・ア・ライトで働くスタッフが考え、そして実行していくものだと思います。
ライト・ア・ライトをぶっこわせ!
その精神は持ち続けてほしいと思っています。