いちばん育てるのが難しいのはプランナーかも知れません。
プランナーを育てないと、
これから大変なことになると思い、
プランナーの講座も主催していますが、
正直、プランナーとしてものになった人は一人もいない。
というか、言い方を間違えました。
優秀な人はいたけれど、
別の業界に就職したりして、
広告業界を支える人にはなっていないのです。
プランナーは「面白い」企画を考えるのが
仕事の大切な部分なのですが、実はこれがやっかい。
「面白い」ことを考えることが得意な人はたくさんいる。
ただ、得意先のオーダーにちゃんと応えながら、
そして、お金に変えていく。
これらすべてをつなげることが難しい。
そして、「面白い」ことだけをやりたい人はどんどん脱落していくのです。
先日、福島、宮城から、プランナーとしての仕事の問い合わせがありました。
宮城とかは人材も豊富で、いくらでもいるだろうと思っていたのですが、
僕が書いたように、ちゃんとビジネスとして成立させるアイデアを
考える人はなかなかいないようです。
プランナーの需要はあるし、プランナーの仕事はカンタンに距離を越えられる。
そういう意味で、プランナーの需要は増えていると言える。
だからこそ、プランナーを育てなければと思う。急務です。