僕はバブル世代で、
日本の景気が絶好調の時代に
社会に出ました。
どこの企業も大量採用が当たり前で、
今までは採用にいたらなかったレベルの学生も
どんどん大企業に採用されていった。
ある意味、「ラクをした世代」とも言われてきた。
それは事実なのですが、
僕の世代は、有数の競争にさらされてきた世代でもあります。
今では考えられないくらい、子どもの数は多かったですし、
そういう環境下で競争をさせれらてきた。
テストのたびに結果が廊下に張り出され、
運動部でもレギュラーになるためには、
まずはチーム内の競争に勝たなければならなかった。
そういうことを日常的に繰り返してきた世代ですから、
競争は当たり前のことだし、
一回や二回の敗戦にはへこたれない耐性ができている。
(全員がそういうわけではないと思いますが)
ライト・ア・ライトという会社は、
こういうバブル世代の社長がいることで、
競争にさらされることに耐性ができているし、
負けることに慣れ、簡単には屈しない。
僕がライト・ア・ライトという会社でしていかなければならないのは
「競争に強い、打たれ強い」人間を育てるということです。
学校では、誰もがオンリーワンみたいな教育もあって、
競争をあいまいにしている。
ただ、実社会は競争だらけです。
みんながみんなで儲けましょうという論理にはなりません。
競争に負けた企業は、市場からの撤退を余儀なくされるし、
現に今年の倒産件数はものすごい数字です。
そういう環境下で粘り強く仕事をできる人間を育てる。