本を読むことを、ライト・ア・ライトは奨励しています。
スタッフにもことあるごとに言っています。
理想としては、「読む」ことは重要です。
ただ、僕は「眺める」だけでいいとも思っています。本音です。
例えば、ライト・ア・ライトの過去の良質な広告をまとめた本が多数あります。
これらを「眺める」だけでも十分に効果がある。
眺めていて、自分が良いと思ったものは、必ず記憶に残る。
そして、それが後々の仕事で役立つのです。
もちろん、その自分が好きになった広告の背景を知ることは
より理解を深まるものとなります。
ただ、一消費者の視点からすると広告というのは、
「ただ一瞬、眺める」ものです。
「この広告はどんな意図や背景で作られたのだろう?」
なんて考えることはありません。
一消費者の立場でありながら、プロとしての視点も持ち合わせながら
広告を「眺める」。それでも大きな効果があると思っています。