ライト・ア・ライトは、「他責思考」を認めていません。
そして、今のスタッフには徹底されている考え方です。
以前、ライト・ア・ライトの運営で悩まされたのは
「他責思考」の取り扱いです。本当に苦しかった。
「あの人が仕事をちゃんとしないから、自分は迷惑している」
「自分はよくやっている。他の人より評価が高いのは当たり前」
「自分は仕事ができる。周りは使えないやつばかりだ」
そういう人間がまわりに与える影響は少なくない。
若手は萎縮するし、疑心暗鬼になっていく。
健全な会社運営のために、「他責思考」だけは排除しなければならない。
そういう経験を経て、僕は採用する時の目が磨かれたと思う。
他責思考の人は見抜けるようになりました。
そして、社内でそういう他責思考になってしまいそうな時は、
スタッフからちゃんと話を聞く。
「あの人の作業が遅くて、得意先に怒られた」
「わかりました。それで、あなたはこれからどうするの?どうリカバリーするの?」
周りのせいにするのではなく、もう一度、自身に立ち返らせる質問で
他責思考を断ち切るのです。
人のせいにするのは、いちばん簡単な自己保身です。
自己保身をして、自分の評価が下がることは避けられるかもしれない。
ただ、事故時保身をして、その人の評価が上がることはありません。
人のせいにするような人間は絶対に評価されないのです。