「幅」の広さ、「奥行き」の深さ。
その両方は実現が難しいと言われがちです。
どっちつかずになってしまい、うまくいかない。
限られた人的資源をどのように配分するかが大事なのでは?
経済学の本にも「基本」として書かれているし、
そう思っている人は多い。
ただ、僕は「幅」と「奥行き」の両方を実現したいと思っています。
もちろん、「幅」と「奥行き」、その両方に全投入することは
現実的ではないし、スタッフも疲弊してしまうでしょう。
だから、勝負のポイントをちゃんと作っていく。
「幅」の部分は、転用力の高いうちのノウハウとスキルを投入します。
それは「勝てる企画」の部分です。これは一定の評価を得ていますし、
県境を簡単に越えられるスキルであることは、以前の投稿の中でも書きました。
「幅」を広げるためには、この企画の部分だけを売り物にしていく。
そして、「奥行き」の部分は、より事業フィールドを拡大していくことです。
ライト・ア・ライトの事業の柱となっているのは、大きく分けて3つ。
グラフィック、映像、ウエブです。この3つを組み合わせたスキルをさらに伸ばしていく。
また、この3つに加えて、イベントや配信などのノウハウを蓄積していく。
これは「幅」のように見えながら、僕がイメージしているのは「奥行き」です。
多くの領域を「束ねる力」です。
企業からすれば、様々な課題を抱えており、一つのスキルですべて解決するのが難しい。
より課題の本質に迫っていくためには「束ねる力」が重要ですし、
「ライト・ア・ライトなら、どんなことでも相談できる」ということにつながる。
つまり、企業との「深い」つながりになっていくと考えています。
だから、「幅」と「奥行き」の両方を、無理をして、狙いにいく。
それを実現することで、また新しいライト・ア・ライトの姿が見えてくると思っています。