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「勝たせ屋」という仕事

ライト・ア・ライトは、
競合コンペの依頼を受けることがあります。

それは広告代理店であったり、放送局であったり、
印刷会社であったり、様々です。
そして、そうやって以来を受けた場合には、
僕は依頼いただいた企業に「勝たせる」ことが仕事になります。
利益をもたらすことが仕事になります。

自社で競合コンペに出る時よりも
ずっと緊張します。正直に言うと。

そして、勝たせられなかった時には、本当に申し訳ないし、
全責任は自分にあると思っています。

勝たせ屋の仕事として、大事なのは実は負けた後だと思っています。

もちろん単発のコンペもありますが、
継続的に行われるコンペもあります。
つまり、来年、もう一度、チャンスがあるということです。

僕はコンペに負けた場合には、
その日から来年のコンペに向けた準備を進めます。
ヒアリングをしたり、資料を集めたりします。
そして、ちゃんとその準備をしていれば、
同じ会社から、「今年こそ勝たせてほしい」と
再度依頼をいただくことは少なくありません。

勝たせるということは簡単ではありません。労力もかかる。
ただ、それはやはり面白い仕事だと思っています。