この頃のCMの中には、
長いものが増えてきました。
「TV」CMという枠組みで考えれば、
日本は15秒、30秒が一般的です。
ただ、最近では、1分30秒とか、3分とか、
長い動画のCMが増えてきています。
それも大企業を中心に。
15秒、30秒という制約の中で
TVCMを作ることはもちろん醍醐味があります。
ただ一方で、多くの情報を伝達する場合、
あるいは、じんわりを理解を促していくには、
どうしても時間がかかってしまいます。
最近の動画CMで
小梅太夫が出演したサントリー特茶の動画CMがありました。
1分30秒の動画でしたが、
1本の映画のような濃度がありました。
1分30秒の中で、人生の意味を語り、
そして、しっかりと特茶という商品にも落ちている。
素晴らしい動画CMでした。
TVCMに頼ることなく、WEB中心の動画であれば、
そういう長い秒数の動画も充分可能なのです。
これからはこういうスタイルがどんどん発明されてくると思います。