戦場カメラマンのロバート・キャパが
「自分の夢は、自分が失業することだ」
と言っていました。
戦場カメラマンは、戦争を見つめる「目」です。
その場所で起きている悲惨さを伝えることで、
戦争は絶対に止めるべきというメッセージが
キャパの写真に込められていたと思います。
「自分の夢は、自分が失業することだ」
僕はその域に達することはないと思います。
なんとか、この仕事をなくならないようにしたい。
どんどん新しい技術が生まれて、
人間の手を動かさなくても、
映像もデザインもできるようになっています。
ある意味、制作者の存在価値はどんどん失われていく。
そういう状況に抗うように、
制作者ができることを増やしていきたいし、
価値を上げることをしていかなければならない。