ブランディングにおいて、重要なこと。
それはキャッチコピーを新しくすることでも、
かっこいい会社案内を作ることでもないのでは。
最後のアウトプットの部分では意味があるのですが、
それは本質ではないと思います。
得意先との間で、仕事を始めるに当たり、
ヒアリングの機会を設けてもらいます。
会社の状況や目指す姿、ブランディングで実現したいこと、
これらをお伺いすることがあるのですが、
それでは足りないとも感じています。
僕はそのブランディングを行う企業で、
会議のあり方を変えることが実は重要なのではと思っています。
会社の会議では、
数字のことなども出ますし、
なかなか公開しづらいところもあります。
ただ、ヒアリングでは至らない部分があります。
外部の人間がふだんの会社の会議に参加させていただき、
お話を聞くことは、新しい視点が見つかることがあります。
自分たちが普通と思っていることも、
外部の人からすると、
すごく新鮮な情報であることは少なくないからです。
そして、それはブランディングの上で大きなヒントになるのです。
ブランディングをする上で重要なのは、会議体そのものを変えること。
最近、そう実感しています。