僕は負けた競合プレゼンなどについても
自身の反省の部分をちゃんとスタッフに共有するようにしています。
人というのは、自分に都合の悪いことは
口にしたがりません。カッコ悪いですから。
ただ、僕はそれは間違った行為だと思います。
失敗したこと、負けたこと、
それに蓋を閉めて、なかったものにすることのほうが
よほど始末が悪い。
ちゃんと反省し、次に生かすことが大事。
負けることは悪くないけれど、
反省もせず、負け続けることは悪いことです。
だから、ちゃんとデータや文字で残すことは
自分の至らなかったことは素直に反省することになるし、
次こそ必ず雪辱するという気持ちの「爪痕」として残します。
これはライト・ア・ライトのスタッフに浸透している美徳だと思います。
失敗したことを非難するムードもないし、
それを責めるようなこともない。
ちゃんと受け入れる社風になっているし、
スタッフもそれをちゃんと報告してくれる環境になっています。
得意先を怒らせるような事態があった場合、
それを覆い隠すような社風は最悪ですし、
さらには不正に手を染めるようなことがあったら、
本当に取り返しのつかないことになってしまいます。
だから、都合の悪いことこそ、ちゃんとつまびらかにする。
それはこれからも徹底していくライト・ア・ライトのルールだと思います。
くだらないところで、かっこつけない。それが大事なのです。