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恐怖

自慢めいてしまいますが、
ライト・ア・ライトは競合に強いという印象があるようです。
うちに最近来た女性スタッフの面接をした時に
「競合に強い会社だと聞きました」と言われた。
他社を訪問した際に、
そんな話を聞いて、
それからライト・ア・ライトが気になりだしたそうです。

あれは暗黒の一年。
強いという印象があるライト・ア・ライトが
競合プレゼンにまったく勝てない年がありました。
本当に負け続けた。嫌になるくらいに。自暴自棄になるくらいに。

うちの男性スタッフは、いっしょにこの暗黒の年を過ごしたのですが、
今振り返っても辛い思い出でしかない。
そして、あのような気持ちは二度と味わいたくない。

ただこの負け続けたことによる好影響は確かにあったのです。

負け続けたことで、僕は企画書のスタイルをゼロから作り直しました。
今の企画書はその時に作り直したスタイルを下敷きに作っています。

そして、わかりやすさ、伝わりやすさを臆病なほど気にするようになった。

あの一年がなかったら、反省する機会はなかったかもしれない。
そう考えれば、負け続けることにも意味があったのだと思うのです。
二度と味わいたくない日々ではあるのですが。