物事というのは、
人から教わるものではありません。
学校の教育の影響もあると思うのですが、
先生(=他者)から教えてもらうことを
学びだと思っている人が多いと思います。
僕は「自分が自分に教える」ことが
本当の学びだと思っています。
身に染みると言う言葉を使いますね。
それが自分が自分に教えるということです。
「こういうことをすると、怒られるんだな」
「こういうやり方をすると、失敗するんだな」
「こういうものの言い方をすると、傷つけるんだな」
子供から大人まで、
人生はそういうことの繰り返しです。
そして、自分が自分に教えたことというのは、
自分のものになります。それが価値ある学びであり、
「身に染みる」ということだと思います。
上司から、あれやれ、これやれと言われたとしても、
本人が本心から思わない限り、人は変わりません。
逆に自分が痛い目をあって、それを乗り越えるために頭を使う。
そういう経験は、自分の学びにつながります。
人は、自分が自分に教えたことからしか学べないのです。