「岩手で成功したブランディング」という
投稿を以前したのですが、多くの反響をいただきました。
そして、「参考になる事例を紹介してほしい」という
リクエストもありました。
今日、ご紹介するのは、
ライト・ア・ライトの得意先でもある
佐々木商店の「雪解け牡蠣」です。
牡蠣のシーズンと言えば、
冬の時期がイメージされますが、
岩手三陸の牡蠣に限っては、
実は春が一番美味しい季節なのです。
それは、山々から栄養分をたっぷり含んだ
雪解け水が三陸の海に流れ込み、
それが牡蠣のおいしく育てるからです。
以前は冬のシーズンに育ちきらなかった牡蠣は
売り先に困っていた。
冬を越えて、おいしくなった牡蠣に
「雪解け牡蠣」という名前を付け、
なぜ、おいしいのかを丁寧に説明するパンフレットも作成。
その結果として、今はひっきりなしに注文が入る
人気商品に成長しました。
佐々木商店の佐々木学さんは、メディアにも登場していますが、
自分の商品の売上だけでなく、
地域全体の利益につながることを大きな目標に掲げています。
かつては見向きもされなかった牡蠣に
商品価値を見出したことはもちろんすごいことですが、
それ以上に、地域全体のことを考えていることがすばらしい。
佐々木さんを応援したい!という人はどんどん増え続けています。
もちろんライト・ア・ライトも同じ気持ちです。