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束になってかかる

最近のビジネスにおいて、

総合力が求められるようになりました。

ある商品があったとします。

品質はもちろん、価格、デザインなど、

消費者は様々な視点から商品を見て、

その「総合力」で商品を選んでいます。

「少々見た目は悪くても、値段が安ければいい」

そういう選び方は少なくなっていますし、

競合他社と比べて、明らかに見劣りするものは選ばれません。

 

ライト・ア・ライトの仕事の事例で、

生産者、小売、そして、企画開発という

3つの専門家が集まって、商品開発をした例がありました。

 

この商品のどの部分が優れているのか、

それは生産者が一番良くわかっています。

この商品の魅力を伝えるには、どんなネーミング、パッケージがいいのか、

それは企画開発の会社がかわっています。

この商品を店頭で選ばれるためには、どう売ればいいのか、

それは小売業の方がわかっています。

それぞれの分野のエキスパートが集まり、

知恵を出し合い、商品を作り上げる作業を行いました。

 

消費者の目が肥えてきている今、

1社のノウハウだけで立ち向かうのは難しい。

全国に向けた商品であれば、

岩手だけでなく、全国が相手になります。

だからこそ、束になってかかることも重要なのではと思います。

 

企画制作会社であるライト・ア・ライトには、

営業マンがいません。

そのウィークポイントを補うために、

営業的な動きは外部に委託しています。

小さな動きに見えるかも知れませんが、

これも「束になってかかる」という発想から始めたものです。