ネットとの付き合い方というのは
本当に注意が必要だと思います。
そして、ネットの活用は、極めて個人的なものなので
なおさら、それを閲覧する人間が注意しなければならない。
僕は企画書を日常的に書いているのですが、
やはり自分の論旨を補強するためのデータを
ネットで探すことがあります。
Aという指針を設定した ⇒ なぜなら、こういう考えからだ
⇒さらに調べると、こういうデータもある ⇒ だからAという指針は正しい
こういう組み立てをすることは普通にあります。
僕はそういう場合も、複数のデータを提示することで
自分の論に無理やり誘導のようにはしないように気をつけています。
当たり前のことですが。
仕事において、納得度を高めるためのものですが、
これが個人になると、自分の人生が大きく関わってくるので
意味合いは違ってきます。
これを個人に当てはめた場合、
自分はAが良いと思っている ⇒ それはこういう理由だ。
⇒ネットを見ると、同調するデータがある ⇒だから、自分が志向するAは正しい
自分の好きなことに同調する、あるいは肯定してくれるデータというのは
ネット上にいくらでも転がっている。自分の論理を補強してくれる材料はいくらでもある。
自分の頭で考えたこと以上に、ネットでのデータに信頼を寄せている状態。
そして、ゆるやかに「洗脳」された状態になり、後戻りできなくなる。
頑なになり周囲の意見を聞けなくなっていく。
僕はチームで働くことの重要性について、何度も書いてきました。
これは多くのリアルな人間の意見を聞く機会になるからです。
ネットは自分に都合のいい情報を集めることができる。それが危ういのです。本当に。