ライト・ア・ライトで弱みと思っているのは営業マンの不在です。
僕は営業の仕事というのは、本当に難しい仕事だと思っています。
岩手において、経済環境は良くない。
そういう環境下で「仕事を取ってくる」というのは本当に大変なことです。
そして、制作会社と呼ばれるところで
営業マンを雇っているところはありません。
作ることに一生懸命で、仕事を作るということは
二の次、三の次になっている印象です。
長い間、そういう仕事スタイルが続くことで、
「仕事はどこかから依頼されるもの」という受注体質が
染みついてしまっている。
広告代理店が元気な時代、得意先にも活気があった時代、
そういう時には仕事がどんどん流れてきていた。
しかし、広告業界が冷え込んでいる中で
それに頼るのは本当に危うい。
ライト・ア・ライトは、
自分たちでも営業活動を積極的にしていますが、
さらに広告業界とは違う業界の会社に
営業活動を委託しています。
実はこの営業委託は大きな効果を生み出し始めています。
広告業界にはなかった視点で、
新しい得意先を開拓してくれています。
ここで大事にしているのは、営業活動を委託している会社との
コミュニケーションです。
ライト・ア・ライトという会社を理解してもらうことが重要。
そして、理解していないものを「売る」ことは難しいと考えているからです。
営業マンはたくさんいるけれど、「売り物」がないという会社はたくさんあります。
そういう会社と協働することで、ともにメリットがある体制を作っていきたいのです。