岩手県の企業において、
調子のいいところを探すのは難しい。
コロナウイルスの影響が大きいと思いますが、
それにより徹底的に企業力は弱まっています。
業績が悪化することで、
外部に仕事を出さずに、内部で処理して、
お金を残そうという考えが生まれます。
その考えは十分に理解できますし、
ある一時期は効果を生むかもしれません。
物事には作用・反作用が必ずあるものです。
仕事を内部に抱えることによって、
社員の負担が増え、
そして、サービスの品質が下がることさえあります。
そういう事例を見ると、
「1円でも多く会社にお金を残す」という考え方自体が
正しいのかどうかわからなくなってきます。
外部からの風を吹かせることなく、
内部だけで処理することで、
空気はどんどん淀んでいきます。
視野がどんどん狭まっていきます。
制作会社であるライト・ア・ライトには、
デザインや映像の専門家が在籍しています。
それでも、内部スタッフだけに頼らず、
外部の方の力を借りるようにしています。
新しい刺激やアイデアがそこから生まれるからです。
もちろん企業の考え方は様々です。
しかし、これだけ複雑に事柄が絡み合っている時代では、
一つの会社で完結するのは難しい。
様々なプロフィールを持った人が集まり、
アイデアを出し合うことのほうが、
得られるものは大きいと感じています。