message

育成

ライト・ア・ライトは13年という時間を重ねてきました。
その時間の中で、育成の方法も多少は洗練されてきたと実感しています。

以前は自主自立を求めることで、
自身の成長手段についても、個々人に任せていた部分がありました。
これは本当に反省しています。そして、その反省を踏まえ、
今のライト・ア・ライトの育成はまったく違うものになりました。

当たり前のことではありますが、
今働いているスタッフとのコミュニケーションは格段に増やしました。
同じ事務所で働いているスタッフはもちろん、
仙台で働くスタッフとも一日一回は必ず話すように心がけています。
そして、経営者として、今個々人にやってほしいことは
具体的に指示を出すようにしています。
もちろん一方的なものではなく、
「僕はこう考えている。こういうことをして欲しいけれど、あなたはどう?」
とちゃんと意見を聞き、すり合わせも丁寧にしています。

相互の理解が深まることが、育成においても効果を表していると感じています。
ただ、その中で変わらないことは、個々人が「高い目標」を掲げさせることです。

こんなものを作れるようになりたい。
こんな仕事をやってみたい。
こんなポジションで仕事をしてみたい。

そういう高い目標は、僕が与えるものではなく、極めて内発的なものだと考えています。
「高い目標」は「理想の自分の姿」と言い換えられるかもしれません。
それは人から与えられるものではなく、自分で見いだしていくものなのです。
そして、それが見つからない限り、こちらからは手の差し伸べようがないのです。