多くの企業の本社機能があり、
それに応じて人も全国から集まる。
東京はやはり日本の中心です。
そんな東京に、岩手が優るものがあるとすれば、
農産物の品質の高さだと思います。
日本の農業の安全性への配慮は世界トップレベルですし、
もちろん味も高い評価を得ています。
これは東京もかなわないものと断言できます。
世界的に木材が不足し、価格の高騰が懸念されています。
そして、岩手県は林業においても非常に恵まれている地域です。
ふだん目にしている風景は
とてつもない可能性が隠れていますし、
東京の企業はすでに目を付けて動き始めています。
みすみす東京に利益を渡してしまうのか、
あるいは自分たちの手で新しい未来を開拓していくのか。
地元の可能性をもう一度見つめ直さなければならないと考えています。