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近い未来の話

最近聞いた話です。

パンフレットの提案をしていたが、
その表紙のビジュアル案を
得意先自身が生成AIで作成。
「これを表紙に使ってください」
と言われたそうです。

自分では「近い未来」では
そういう例も出てくるだろうなと予測していたのですが、
想像以上のそのスピードは早かった。
そして、このようなケースはこれからどんどん出てくると思います。

今まで自分たちでは出来なかったから発注していた
デザインの領域が自分の手で作ることができる。
AIの進化によって、そういうことはできる状況になっている。

3年前くらいの投稿で
「10年後、盛岡の制作会社は半分くらいの数になっている」
と予測していましたが、それはもっと早いかもしれない。
それほどの黒船です。
もはや競争相手は人間ではなくAIになっている現実。

僕は、このような時代の到来を考え、
制作会社ではなく、企画制作会社という
スタンスを取り続けています。

どんどんAIが浸食してくる僕らの仕事の中で、
最後まで生き残る領域とはどんなものなのか?
考え続けて、その答えも見え始めています。