企業のブランディングは
より複雑化していると感じています。
発信される情報が増えることで、
届けるまでの障壁は高くなってきています。
ただ一方で多彩な発信メディアが生まれることで、
「刺さる情報」であれば、一気に広がる可能性もあるのです。
これからの企業ブランディングを考えると、
やはり差異化と伝言ゲームと感じています。
「差異化」については、今までも言われる通り、
他の企業にはない価値を掘り下げることが重要。
そして、過去には不安材料だった、
「小さな会社」も伝え方によっては、
十分差異化の要素となりうるようになってきました。
耳障りのいいメッセージではなく、
ちゃんと意思を持ったメッセージを発信していかなければならない。
そして、ユニークであり、わかりやすいことも重要です。
ユニークなものは人に話したくなります。
そして、わかりやすいものは、多くの人に伝わりやすい。
だから「伝言ゲーム」なのです。
「差異化」と「伝言ゲーム」は
今、僕が担当する企業ブランディングでは
重要な部分となっています。
そして、そんな単純なものでいいの?と言われることもある。
崇高なことを言うよりも、わかりやすく、伝わりやすいこと。
これからの企業ブランディングには、こちらが優先されるものになっていくと
予感しています。